こんばんは。

茶木カイロプラクティック ・整体院の院長の茶木雅史です。

 

今日は問診の大切さについて書かせていただきます。

問診とは一般的に診察や施術を行う前に行う聞き取りのことです。

 

chaki-chiro (59)

 

こんな感じのイメージですかね。

しかし、こうやって向かい合ってお話しを聴くことだけが問診ではありません。

施術中の何気ない会話の中にも大事なキーワードが隠れていることも多いです。

 

本日ご来院の患者様のお話です。

この患者様はいつも調子が悪くなるとご来院されるのですが

昨日の昼頃から腰が痛くなったとのことです。

きっかけは椅子から立ち上がろうとした瞬間に

腰につったような痛みが出たとのことでした。

元々腰痛はお持ちだったのですが最近はだいぶん改善していました。

 

今回の痛みの原因は骨盤や腰に付く筋肉による痛みでした。

それに骨盤や腰椎(ようつい、腰の背骨のこと)にゆがみや

動きの悪さが診られたために施術をすると痛みはすぐに無くなりました。

 

しかし、これで終わってはまた腰を痛める可能性があります。

なぜならば、なぜ腰を痛めたか?という部分が判っていないのです。

これではある意味、対処的な施術になってしまっているんです。

 

椅子から立ち上がるだけで痛めるのであれば世の中のほとんど全員が

腰痛になってしまうことになります。

 

立ち上り腰痛1

 

実際はそんなことはないですよね?

ではその患者様はなぜ腰痛になってしまったのでしょうか?

施術中に世間話をしていたのですがそこでこんな会話になりました。

 

私「シルバーウィークは何をしていたんですか?」

患者様「友達とドライブしながらいろいろ行ってきましたよ。」

 

詳しく聴いていると一日中車に乗っていた日があり

本当に結構な時間車で移動されていました。(合計で6時間ぐらい)

 

んー、あんまり腰には良くないなーと思いながら

どんな車でしたか?と聴いてみると某国産メーカーのスポーツタイプの車種でした。

あー、それでは悪くなるなーとなりました。

 

その車に罪はないのですが(笑)

スポーツタイプの車は車体が低く、どうしても

シートのお尻の部分が沈み込むような形状になっています。

 

スポーツタイプ車のシート

zシート1

 

その他普通車のシート

プリウスシート2

 

緑と赤の線の角度を比べるとわかりますね。

このため、腰により負担がかかります。

この患者様はこの姿勢は極力避けていただきたかったのですが。

 

今回の腰痛の発症は椅子から立ち上がることだったのですが

腰を悪くした原因は別にあったということです。

ご本人もまさか車のシートでこんなに悪くなるなんて思われなかったのでしょう。

 

かといってこの車に乗るな!!というのは言えないので

少しでも腰に負担がかからないようクッションを使用していただくなどご提案しました。

これを伝えられていないとまたこの車に乗った後に腰を痛める可能性があったのですが

これで腰痛を未然に防ぐことができると思います。

 

こういったようにどこが、いつ、何をして悪くなったのか?

この部分を聞き出すことが大切だということです。

 

先生方が何気なくしている会話も実は大事な問診の

一部だということを理解していただければと思います。

(そうでなくただ世間話をしているだけの先生もいるかもしれませんが(^_^;))

 

 

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